三島神社と伊豆国分寺跡巡り


末夫さんは登山や旅行の途中でも、神社仏閣や名所旧跡などがあれば行程に組み込んでいるが、文章の中によく登場するのが「官幣大社」の文字である。
若い人たちには見慣れぬ文字だろうが、これは明治新政府誕生とほぼ同時に、延喜式を元にして神社の格付けを行なった際のものである。
三嶋大社は官幣大社、全国に数多ある神社の中でも格付けトップの称号である。
時代は遡るが、それだけ尊崇されていた証拠に、伊豆蛭ヶ小島に配流されていた源頼朝が、平家追討を祈願したことでも知られる由緒ある社なのである。
鎌倉幕府成立後も手厚く保護、崇敬されて現在に至っている。

末夫さんは半日でこの社と国分寺跡だけを廻って帰っているが、同じく徒歩圏内には富士の伏流水が湧く清流の柿田川湧水地や、三嶋大社前の旧東海道をもう少し西に足を延ばせば、別腹の兄弟ながら頼朝と義経が初対面を果たした地として知られる黄瀬川もある。

途中でお昼になれば名物のウナギでも食べ、気分が良くなったところでノーエ節などを口ずさみながら歩くのも良いだろう。
なお時間があれば、やはり旧東海道を横切る伊豆箱根鉄道駿豆線の三島広小路駅(すぐ近くに国分寺跡あり)から可愛らしい電車に乗って修善寺に向かうのも楽しい。
しかし修善寺に行くのであれば、ここはどうしても温泉に一泊、という誘惑に負けてしまう。
三島女郎衆には会えぬかも知れぬが、今の季節であればどの宿でも、夕食の膳で狩野川で獲れた天然鮎と対面できる。(太田)



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