尾道のお寺を巡る

 
 前記事、「春まだ浅い尾道へ」からの続き。


 この浄土寺は聖徳太子の草創と伝わり真言宗の古刹で、昔、高野山金剛峰寺の領地でった。その後火災に見まわれ僧定橙が再興、足利尊氏が西行のさい五層の塔婆を立てた。本尊は十一面観音で一木造の等身像で平安時代の優作であるという。私にはご本尊はよく確認できなかったが雰囲気は充分あった。


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 向こうから歩いてきたおばあさんに呼び止められた。「私のバスはどこに行けばいいのですか。黄色い大きなバスなんですが」と問いかけられたが集合時間はすでに20分過ぎていた。電話も持たずおばあさんはうろうろと心配げだったが私にしても答えようが無かった。今日は四国の道後温泉に泊まるというおばあさんにとにかく交番に行きなさいと立ち去るおばあさんを見送った。バスの仲間は大騒ぎだろう。


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 尾道もゆっくり歩けばもっといい路地を見つけられて、夜は何処かの居酒屋でそんなに高くない刺身を奮発して一杯ゆっくりやれればいいのだろうがどうも旅に出るとウラウラとほっつきまわるのが私の性格なのかもしれない。千光寺の中腹に立つと対岸の造船所や下を走る山陽本線が旅心をそそる。


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 「尾道と小津映画」へ続く。


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