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zoom RSS このごろ世の中がキナ臭い 後編

<<   作成日時 : 2017/07/01 00:10   >>

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前回の「このごろ世の中がキナ臭い 前編」からの続きです。


野坂さんは当時中学生でした。
ですから今中学生に僕は語り伝えていきたい。

で、その言葉を受け止めて、じゃあ僕は小学生に語り伝えていこうと、こんな約束をしたんですが、その他にも昭和1ケタで調子がいいとか目立ちがり屋だとか、あるいは知恵はあるけれども、というような言葉に、昭和1ケタがまみれておりますが、その昭和1ケタのみなさん、ご覧になってらっしゃる昭和1ケタのみなさんも、ぜひ子供のときに経験したその経験を今の子供たちに伝えていくっていうことを、していかないと、本当に三勝一敗という認識であったり、戦争というものがですね、どこかで美しくされている、そのことがとても危険だと思います。

野坂さんが言うには、戦争に加担してはいけない、戦争にかかわってはいけない、戦争に支持してはいけない、我々の言えることは、とにかく戦争とはかかわるのはよそうと、別の言い方をしますと、クリントンがイラクにミサイルを撃ち込む、そのときに日本の政府がそれを支持する、これは戦争を支持してることなんですね。

そういうことは許すのはよそうよと、昭和1ケタ、我々子供だったときに、子供だって生死の間をさまよって、戦争というもののつらさを感じたんだから、その感じた戦争のつらさをそのまま同じ世代の子供たちに伝えていくことだったら出来るんじゃないかと。


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あの野坂さん、「火垂るの墓」の作者の野坂さんがこのお正月にですね、「今年からはそれをしたいから、一緒にやろう」ということで、僕は学童疎開仲間の小林亜星さん、あの作曲家の小林亜星さんと野坂さんと永六輔で、取り敢えず三人でですね、「世直しトリオ」なるもので、歌ったり、語ったりしていこう、で、これを増やしていこうと、トリオじゃ駄目なんだ、世直しをする昭和1ケタの世代のみなさんにですね、ぜひ戦争にかかわるのだけはやめようということを、子供を通して伝えていこう。

一方で大東亜戦争は正しかったという考え方、これは戦後からも、どっかにある考え方なんですが、正しい正しくないの問題じゃないんですね。
絶対に戦争って虚しいっていうことを、子供たちに植え付けていかないと、かえって子供たちが戦争に憧れ、あるいはスポーツと同じようにして、三勝一敗ならいいじゃないかという、この感覚でですね、いつの間にか昭和1ケタがつらい思いをした、あの子供時代をですね、せっかく、せっかく戦争体験をした子供時代をもう一回子供たちに伝えていく、僕はこのお正月の野坂さんの話にとても感動しました。

それは野坂さんは、全部が全部っていうことはないんですよ、歌ったり悪ふざけもしたり、色々したりします。
だけど野坂さんの腕の中で亡くなった野坂さんの妹さんのことを考えると、本当に、本当に、あの妹の死、腕の中で妹を死なせてしまったという戦争体験というもの。

それはですね、僕らが学童疎開でどういじめられようが、どういうふうに差別されようが、でもそれをですね、今、あれは子供だったからわかんないとか、あれは子供時代のことでしたから、しっかり理解できないってことじゃなくて、肌で感じたことは、肌で感じさせる何らかの手段をもってですね、それは言葉であったり、写真であったり、歌であったり、色々、何でもです。

あらゆるものを動員して、昭和1ケタのみなさん、もちろん明治大正のみなさんもそうですが、昭和1ケタのみなさん、戦争中、僕らは子供時代だったから、だから僕たちには責任がありません、というのはやめましょう。

僕は実はそれを去年まで言ってきました。
僕、子供でしたから、つらかったけどさびしかったけど、でも僕、子供でしたから、子供でもね、ちゃんと世の中はわかっているはずです。
子供でも戦争のつらさはきちんと身に受け止めたはずです、受け止めたんです。
それはもう絶対に思い出せば、そういうことがよく身に沁みてわかっています。

野坂さんの「火垂るの墓」を読み直すことも含めてですね、昭和1ケタがもうごまかさないで、本当に戦争にかかわるのはよそう、戦争を手伝うのもよそう、どっかの戦争を支持するのもよそう、とにかく戦争は嫌だってことを言い続けていくことが、昭和1ケタの、残りの、長くないですよ、昭和1ケタはもう、残りがもう少ないんですから、その少ない残りを、それだけを言い続けていきたい、野坂さんが中学生の前で話をする場面を、僕はこれからも聴きに行こうと思います。

で、僕は僕で同じように小学校時代、当時は国民学校でしたけれども、その当時に自分が戦争をどう感じたのかということを一所懸命思い起こして、どうつらかったか、どうさびしかったか、どう虚しかったかということを伝えていきたいと思います。

ご覧いただいている昭和1ケタのみなさん、もちろん昭和2ケタのみなさんも、大正のみなさんも明治のみなさんも、それぞれの戦争体験を、今あらためて嫌だという思いで伝えていかないと、どこかこの国には戦争をしてもいいというような雰囲気が流れ始めている、それはとても怖いと思います。
せめて昭和1ケタは子供だったんですから、子供たちに再び戦争を、ということのないようにしたいと思います。


(管理UNION 太田)


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